レース回顧

2014年10月 5日 (日)

スプリンターズステークス、回顧

10月5日、秋のG1戦線の開幕を告げる「スプリンターズステークス」が開催された。舞台は、12年ぶり二度目となるG1開催に沸く新潟競馬場。スプリントからマイルまでを席巻した快速馬・ロードカナロアが現役を退き、短距離戦線が群雄割拠の様相を示すなか、新たな新星は現れるか。中山競馬場の改装工事に伴い、舞台は10週連続開催中の新潟競馬場に移ったこともあり、その予想は難関を極めた。

 

芝は良馬場発表ではあったが、内は激しく痛んでいた。降り続いた小雨の影響もあったのだろう。レースが進むうちに外差し傾向が強まっていたように思う。

 

レースでは、人気の一角、コパノリチャードのダッシュがつかず後方に控えると、ハクサンムーンの逃げを抑え、ダッシャーゴーゴーが引っ張る展開に。ハイペースのまま直線へ向くと、内をついたベルカントが抜け出す。しかし、馬場の良い外側を通った馬が強襲。外枠各馬がなだれ込むなど、ゴール前は横一線に広がったが、13番人気のスノードラゴンが力強く抜け出して勝利を挙げた。2着に2番人気ストレイトガール、3着に5番人気レッドオーヴァルが入った。

 

スノードラゴンは通算35戦8勝。騎手ともに初のG1戴冠となった。近走の成績が振るわず人気を落としていたが、ダート戦をこなし、荒れた馬場も得意。不良馬場でおこなわれた春のスプリント王決定戦「高松宮記念」では同じくピンク帽で2着したように、今回の条件はピッタリだった。レース後、大野騎手は「外枠で不安はあった」と語ったが、ここ一番で思い切った騎乗が光った。

 

2着ストレイトガールは、中段から進み、馬群を縫うようにして脚を伸ばす強いレース。また、5着ベルカントはあわやと思わせるシーンを演出したが、最後の辛抱が効かず勝ち運に見離された。3歳牝馬ということも含め、今後の伸びしろは大きいはずで、覚えておきたい一頭である。

 

 

展開や馬場に左右された面が目立った今回のスプリンターズステークス。ゴール前が横一戦だったように、快速王の称号が与えられる存在は見当たらなかった。2015年以降もスプリント界は混戦模様が続きそうだ。

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